マッサージをしてあげるときに正解がわからない!という人へ

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マッサージを誰かにやってあげる機会がある方や、お仕事でしている方、

また、家族が疲れているのでやってあげたいと思っている方に、 少しでもマッサージのコツをお伝えできればと思っております。

 

「コリ」をほぐすイメージを明確に!

※ここでいうマッサージは広く一般的に言われている、服やタオルの上から身体を押したり揉んだりする技術の事です。

 

マッサージはコリをほぐすためにしますよね?

コリは、筋肉や腱が硬くなり、循環が悪くなったことによって、だるさや痛みが出ている状態です。

循環が悪くなって老廃物が流れないと、それが神経を刺激して痛みに繋がります。

なので、筋肉や腱をほぐしていくことがマッサージの大きな目的です。

 

私が施術する際に、いつもマッサージの目標としてイメージしていることがあります。

皆さんの身体を、渓流に例えてみましょう。

大きな岩が「コリ」です。

「コリ」があると、流れが分断されるところが出てきます。

そして流れが少ない岩陰にはお魚がいたり、岩の下には虫がいたりします。

マッサージはこの大きな岩を小さな岩に分解して、流れの分断を緩和したり、

小さな岩を動かして、今まで水の流れが無かったところに、流れを作るということなんです。

このようによどみなく流れているという状態は理想的ですね!

もちろん筋肉や腱が消失するわけではないので、マッサージしたときにコリコリと触れる感覚はなくならないですが、

最初触ったときは、大きな硬い塊だったコリが、周りのコリもあわせてほぐしていく中で、

小さな筋肉の繊維に分解されていくのを感じることがあります。

また、施術を受ける人の感覚では、ほぐされた後は押されても最初ほど痛みがなかったり、身体全体が暖かくなってくるという変化を

持つ方が多いです。

 

〇圧を加えて、大きなコリを小さくする。

〇コリ(筋肉や腱)を動かして、筋肉の裏側に流れを作る。

 

このイメージを持ってもらうと、皆さんの施術の基準が少し見えてくるのではないでしょうか?

 

読んで頂き、ありがとうございました!